11月5日（水）、今年度の芸術鑑賞会として、音楽グループ「プチジャズバンド・ラブル〜☆」さんをお招きし、「プチジャズコンサート」を体育館で開催しました。サックス・ドラム・エレクトーン・ボーカルによる演奏で、体育館いっぱいに明るく楽しい音が響き渡りました。

　コンサートは、楽器クイズからスタート。「この楽器はどこで生まれたでしょう？」という問いかけに、子どもたちは元気いっぱいに答えました。正解は「ベルギーのアドルフ・サックスさんが作ったので“サックス”」という説明に、会場は笑顔と拍手で包まれました。

　続いて、「星に願いを」や「さんぽ」など、子どもたちにもおなじみの曲がジャズのアレンジで披露されました。手拍子をしたり体を揺らしたりと、音楽に合わせて自由に楽しむ姿がたくさん見られました。特に「さんぽ」の大合唱では、会場が一体となり、大いに盛り上がりました。

　途中では、６年生の代表児童がドラム体験に挑戦。堂々とした演奏に大きな拍手が送られ、本人も「とても気持ちよかった」と笑顔で感想を話してくれました。

　さらに、「大きな栗の木の下で」や「キラキラ星」など、よく知っている曲がジャズ風に生まれ変わると、子どもたちは自然にリズムにのって体を動かしていました。途中で「将来の夢」を尋ねられる場面もあり、「お医者さん」「美容師さん」「バレーボール選手」など、子どもたちの明るい声が体育館に響きました。

　最後に、「となりのトトロ」の演奏に加えてアンコールもあり、子どもたちの笑顔があふれる、心温まる芸術鑑賞会となりました。