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6年生 薬物乱用防止教室を行いました

公開日
2025/11/11
更新日
2025/11/11

学校生活のようす

 11月11日(火)、6年生が「薬物乱用防止教室」を行いました。桑名警察署の方を講師にお迎えし、「薬物の危険性」や「自分の身を守るために大切なこと」についてお話を伺いました。

 はじめに、たばこやお酒が20歳になるまで禁止されている理由を教えていただきました。体や脳がまだ成長の途中にあるうちは、たばこやお酒が健康に悪い影響を与えること、そして心と体を守るために法律で定められていることを学びました。

 続いて、覚醒剤や大麻、シンナーなどの違法薬物について、その見た目や作用を写真で見せていただきました。薬物を一度でも使うと脳に深刻なダメージを与えることや、幻覚や錯乱などの症状が起こることを知り、子どもたちは真剣な表情で話を聞いていました。

 講師の方からは、実際に薬物に手を出してしまった若者の体験談も紹介されました。「ほんの興味から」「その場の雰囲気で」使ってしまい、家族や友人との関係を失ってしまったという話に、子どもたちは大きな衝撃を受けていました。

 また、薬物は一度使うとやめられなくなる「依存性」や「耐性」の怖さ、やめた後も幻覚などが再び起こる「フラッシュバック」の危険性についても学びました。

 最後に、「誘われたらはっきり断る勇気を持つこと」「困ったときは一人で悩まず大人に相談すること」の大切さを教えていただきました。子どもたちは、「自分の体と心を大切にすること」「悪い誘いに乗らないこと」をしっかりと胸に刻んでいました。

 講話の終わりには、「中学生になっても今日の話を思い出して、正しい判断ができる自分でいてください」との言葉をいただきました。子どもたちにとって、これからの生活を見つめ直す、貴重で心に残る時間となりました。