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3年生 桑名消防署大山田分署を見学しました

公開日
2025/11/12
更新日
2025/11/12

学校生活のようす

 11月12日(水)、3年生が社会科の学習の一環として、桑名消防署大山田分署を見学しました。

 消防署では、署内のようすや消防車・救急車のしくみについて、消防士の方々から丁寧に説明をしていただきました。実際にホースを持たせてもらう体験もあり、子どもたちは「思っていたより重たかった!」「水の勢いがすごかった!」と目を輝かせていました。

 見学の途中では、緊急放送が入り、救急車が出動する場面にも立ち会いました。子どもたちは静かに見送りながら、緊張感のある空気の中で「命を守る仕事」に向き合う消防士の姿を真剣に見つめていました。

 また、消防士の方からは、勤務のようすや訓練の大切さ、そして大山田分署が高台に建てられた理由についても教えていただきました。以前の消防本部は低い場所にあり、大きな地震や津波が起きたときに出動できなくなるおそれがあったため、現在のように高台へ移転したのだそうです。

 お話の最後には、「どんな火事も同じものは一つとしてない。現場に行ってみないと何が起きているかわからない。だからこそ、人の命を守るために日々訓練を続けているんです」と、消防士の方が語ってくださいました。子どもたちはその言葉を静かに聞きながら、火の怖さや、地域を守る消防士の方々の強い思いに心を動かされたようでした。

 見学を通して、子どもたちは消防の仕事の大切さや、人を思いやる気持ちの大切さを学ぶことができました。桑名消防署大山田分署の皆さま、貴重な学びの時間を本当にありがとうございました。