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6年生 キャリア教育授業

公開日
2026/01/16
更新日
2026/01/16

学校生活のようす

 1月16日(金)、6年生のキャリア教育の授業として、一般社団法人 宇宙カルチャー推進協会 理事の和田直樹様をお迎えしました。

 授業では、宇宙の環境や宇宙開発を支える技術について、実験を交えながら、わかりやすくお話しいただきました。ゴムチューブやプラスチックケース、注射器を使って宇宙と同じような真空状態をつくる実験では、子どもたちはグループで協力しながら取り組んでいました。空気を抜いたケースがなかなか開かないことに気づいたり、ケースの中に入れた風船が圧力の変化によってふくらむ様子を観察したりする中で、宇宙の特殊な環境について実感をもって学ぶことができました。

 また、月面で撮影された写真のお話では、「もし写真がうまく写らなかったら、『本当に月に行ったの?』と思われてしまう。だからこそ、失敗が許されない中で、確実に写真を残す必要があった」という言葉が、子どもたちの心に強く残りました。当時使われていたカメラは、今のように自動でピントが合う機能はなく、「絞り」や「露出」を人の手で調整して撮影していたこと、そのために露出計がとても重要な役割を果たしていたことを教えていただきました。あわせて、当時月面撮影で使用された露出計の実物も見せていただきました。

 さらに、その露出計が日本製であり、ミノルタというメーカーとともに、桑名にある桑名精工の精密な技術がアポロ計画を支えていたこと、また探査機「はやぶさ」の太陽電池パネルに使われているベアリングを、桑名に本社工場をもつNTNが製造していることなど、身近な地域の技術が世界の宇宙開発につながっていることも紹介していただきました。子どもたちは、「大きな場所でなくても、確かな技術があれば宇宙とつながれる」というメッセージを、真剣な表情で受け止めている様子でした。

 授業の最後には、夢や希望をもつこと、そしてその思いを持ち続けることが、実現に向かって進むためにとても大切であるというお話もしていただきました。今回の授業は、宇宙への興味を深めるとともに、自分の将来や生き方について考える、貴重な学びの時間となりました。

 和田様には、お忙しい中、本校の子どもたちのためにご来校いただき、心より感謝申し上げます。