いじめを止めるために、まずできること
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
学校生活のようす
9月9日(火)、6年生を対象に、弁護士の中須賀友亮さんをお迎えして、いじめ防止に関するお話をしていただきました。
中須賀さんは、「いじめの場面で一番多いのは、加害者や被害者ではなく“周りにいる人”なのです」とお話しされました。直接とめることは勇気が必要ですが、「周りの人が先生やおうちの方など大人に知らせることで、いじめを止める大きな力になるのです」と伝えてくださいました。
また、「心のコップ」というたとえを出され、「小さな嫌なことでも積み重なると心のコップがいっぱいになり、とても苦しくなってしまいます。だからこそ、早めに誰かに相談することが大切です」と語られました。
子どもたちは今回のお話を通して、困ったときには一人で抱え込まず、大人に相談することの大切さをあらためて学びました。また、「気づいたら知らせる」「声をかける」といった周りの人の小さな行動が、友達を支える力になることも感じていました。グループで意見を出し合い、話し合い、発表する場面では、それぞれが真剣に考え、自分の思いを深めていく姿が見られました。
これからも子どもたちが互いを思いやり、安心して過ごせる学校であるよう、いじめ防止の取り組みを進めてまいります。