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4・6年生 ほしみおかの会

公開日
2025/10/31
更新日
2025/11/04

学校生活のようす

 10月31日(金)、PTA4・6年生学年行事として、団体「こうのとり桑名」の皆さんをお招きし、「ほしみおかの会」が体育館で開かれました。

 あいにくの雨のため、予定していた天体望遠鏡での月や星の観察はできませんでしたが、「こうのとり桑名」の皆さんによる「星空教室」を開催していただきました。

 講師の方からは、星座や月、国際宇宙ステーションなどについて、楽しく、わかりやすく教えていただきました。

 まず、月の動きや地球・太陽の関係について学び、「月が地球のまわりを一周するのに約27〜28日かかること」や「地球が太陽のまわりを一年かけて回っていること」を理解しました。また、日食の仕組みも体験的に学ぶことができました。

 月の模様のお話では、日本では「うさぎ」に見える月も、外国では「カニ」や「ライオン」、「女性の姿」に見えるなど、国によって見え方が異なることを知り、子どもたちは「へえ〜!」と感嘆の声を上げていました。

 続いて、約6,000年前の地中海やアフリカ北部で生まれた神話に登場する星座についても教えていただきました。ペガサス座、アンドロメダ座、カシオペア座、ペルセウス座、クジラ座など、秋の星座がギリシャ神話と深く関わっていることを知り、子どもたちは興味深そうに耳を傾けていました。

 さらに、国際宇宙ステーション(ISS)についても紹介していただきました。ISSはサッカー場ほどの大きさで、地球を90分で一周し、一日に16回も地球を回っていること、日本の「きぼう」実験棟があることなどを知り、驚きの声が上がりました。実際の写真や映像も見せていただき、「すごい!」と感動している様子が見られました。

 最後には、宇宙での生活の様子を動画で紹介していただきました。「宇宙でなわとびをしたら何回跳べる?」という質問に対する宇宙飛行士の挑戦映像を見て、子どもたちは興味津々。楽しみながら宇宙の世界を身近に感じていました。

 今回の会を通して、子どもたちは宇宙の不思議に心を動かされ、夢や希望を大きくふくらませていました。

 お話をしてくださった「こうのとり桑名」の皆さん、そして行事の実施にご協力くださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。